自分の手で

千葉県長生郡「ふるさとをつくる家」。
埼玉から千葉への移住計画の家です。

建具も吊り込まれ、
いよいよ完成がそこまできました。

残るのは、
建主さんご自身による漆喰塗りと
床の塗装。

ウッドショックの影響もあり、
予算オーバー、、、
そこで、２階の大部分を
ご自身たちで漆喰塗りすることに。

書斎は頑張って塗り終わりました！

寝室は1/3が終わった感じ。

子供部屋と廊下はこれからです。

大変なんですが、
自分たちの手でつくることで
ただ単にお金を支払ってできた家とは
全く違う感覚が生まれてきます。
「自分の家を自分がつくった」
という実感。その実感はとても大事な気がします。

もちろん、左官屋さんが仕上げた
漆喰が綺麗で良いというのはわかるのですが、
（左官屋さんの仕事は素晴らしいです！！）
出来栄えの完成度で家の良さの本質が決まるわけではないと
私は考えています。

戸建て住宅というのは、
家庭料理に似ていると思います。

プロのシェフがつくった料理、
例えばカレーライスはとても美味しいです。
お母さんが子供のためにつくったカレーライスは
他人からしたら、それほど美味しいものではなくとも、
子供にしてみたらプロのシェフがつくったカレーライスよりも
美味しく感じるものだと思います。

家づくりも同じで、
料理の上手下手ではなく、
愛情というか、心や想いというものが
とても大事になってくるんだと思います。

私たちは、
もちろん、プロのシェフのように
料理が上手になるよう努めているのですが、
それにも増して、
お母さんが子供につくる料理のような
そんな家づくりができたらと思って
日々、頑張っているところです。




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