木の手すり
今日は、建具の打合せで
伊勢原市の平屋「私の巣」の現場へ行ってきました。
年季の入った建具屋さんとの打合せは、
本質的な部分が、きちっと決まるし、
勉強になるしで、
すごく良い時間が使われた感じになります。
話をお聞きしていると、
目の前に細部と全体の画像が
その都度いいタイミングで出てくる感じで
ピントの合った写真を見ているときのように
ハッとさせられました。
現場は階段の手すりが取付けられ、
より雰囲気がわかるようになっていました。
当初の提案では、
この手すりをスチールでつくり、
あまりその存在を主張しないデザインで考えていましたが、
建主さんは登山が趣味で、山小屋のような空間にされたい
ということなどから手すりを木でつくるということになり、
杉を使って、ガッチリとした感じの手すりにしました。
階段を登ったロフトの上では、
大工さんがロフトの手すりをつくっていました。
このロフトの手すりも当初は
スチールで存在を消すようなもので考えていたのですが、
やはり山小屋のイメージを出すことと、
より落下しづらいことを考えて
木でしっかりした手すりをつくることにしました。
階段の手すりも、ロフトの手すりも
木でしっかりしたものにしながら
できる限りマッシブにならないように
特に見付寸法については気をつけました。
(そうは言っても、針葉樹でつくる場合、
ある程度の大きさが必要になりますが)
出来上がるにつれワクワク感も増してきます!
千葉県の平屋「ぼくらの家」でも階段と手摺について
ブログで記事を書いています。
階段製作と手摺についての記事については以下をご覧ください。