4号特例廃止

2025年4月より、
今まで確認申請で構造審査を省略されていた
木造2階建てなど小規模の戸建て住宅ですが、
構造審査を実施することになります。

小規模木造住宅は建築士が設計をすれば
構造が問題ないか構造計算書・壁量計算などで
審査されることがなかったのですが、
2025年4月からは
構造計算又は壁量計算をして、
その内容が審査の対象になるということです。

ただ、木造平屋で200㎡以下の場合は、
今まで通り、構造の審査は省略されるということです。
木造平屋で200㎡を超える住宅は
相当な規模なので、そうそう設計することはないと思います。

それに加えて、
省エネ計算も2025年4月から
確認申請での審査の対象になります。
こちらも、木造平屋200㎡以下のものは
審査の対象外になります。

審査の対象になるかどうかということで
構造計算や省エネ計算をしたりしなかったり
ということではなく、
もう規模に関わらず、きちんと計算をして
安全性や断熱性、省エネ性を確認すべきだと
思います。

いままで、審査はなくとも
構造計算や省エネ計算をしてきましたが
審査の対象となると、
審査側が求めてくる表現方法に合わせる必要が
あるので、その分、作業量は増えます。
作業量が増えれば、かかる時間も増えてきます。
ますます設計には時間と手間がかかる時代に
なってきますね。


「事前相談」
「資料請求」
「お問合せ」
「スタッフ募集」