唐草への気配り

趣味と暮らす家

今日も
鎌ケ谷市「趣味と暮らすの家」の現場から。

板金屋さんが軒先の板金工事をしています。

屋根の先端に「唐草」という
主に屋根から流れてきた雨水を切るための部材を
取り付けています。
この「唐草」の上に
屋根のガルバリウム鋼板が葺かれます。

「唐草」の下には
ルーフィングと言って
屋根の防水シートが施されています。
写真で「ライナールーフ」と書かれている
黒いシートがそれです。

「唐草」の下でしっかりと防水されているので
通常はやらないのですが、
板金屋さんが

「明日の夜、雨が降るらしいから」

と言って「唐草」とルーフィングの隙間に
コーキングを打ってくれました。
また「唐草」を下地(広小舞)に留めた釘の部分にも
コーキングを打って、下地(広小舞)が
その日の夜の雨で痛むのを防いでくれていました。

これは “ 技術 ” というよりも
職人としての “ 気配 ” ですよね。
もちろん、高い技術を持った職人は
とても素晴らしいのですが、
私は、それよりも
こうした気持ちを持った職人の方が
信頼できますし、好きです。
そしてこの板金屋さんは
同時に高い技術も持っています。




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