一次エネルギー消費量計算

日記

だいぶ、省略して乱暴に言うと、
住宅(300㎡未満)の設計では
外皮性能(要は断熱性能)を計算で
確かめる必要はないのですが、
性能があるかないかについて
建主さんに設計者が説明する義務があります。

「こどもみらい住宅支援事業」という
国が行っている補助金の事業があるのですが、
これに適合させると最高で100万円の補助金を
いただくことができます。

住宅価格が高騰しているので、
この「こどもみらい住宅支援事業」の期間が
延長されたと聞いています。

着工を待っている
印旛郡の平屋「DL HOUSE」と
現在、見積中の
東金市の平屋「HB HOUSE」は
「こどもみらい住宅支援事業」の申請をして
100万円の補助金を取得しようとしています。

補助金というのは、どれも申請手続きが複雑で
御多分に洩れずこの「こどもみらい住宅支援事業」も
申請にはなかなかの労力が必要になってきます。

外皮の平均熱貫流率計算も一次エネルギー消費量計算も
それぞれ公的な機関が計算ソフトをWEB上に上げて
無料で使えるようにしてくれています。

このソフトに、外皮の平均熱貫流率などを
入力すると、一次エネルギー消費量を計算してくれます。

基準値よりもその結果が下回っていればOKですが、
基準値よりも計算結果の数値が大きいと
その原因を探って、仕様を変更し
最初から計算をやり直します。

やっと一次エネルギー消費量計算でOKになったら
今度は「等級判定書」なるものに
一次エネルギー消費量計算で算出した数値を入力し
適合しているかどうかを判定しなければなりません、、、

と、訳のわからないブログになりましたが
なんとなく、断熱性能や一次エネルギー消費量を
出すのは、簡単でないことがおわかりいただけたら
幸甚です。

空間や造形的なことを考えるだけでなく、
構造はもちろんですが、
断熱性能やエネルギー消費量も
感覚でなく、計算して数値で示すことも
設計者の仕事になってきています。




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