親子の本棚

土間から四季を、呼吸する家

家をつくるときに、

「本棚をつくって下さい」

と、お願いされることが多いです。
デジタル化が進んでも、
紙で出来た本は人にとって
大切なものの様です。




葉山の「土間から四季を、呼吸する家」では
建主さんより、

「親子で本を交換しあえるように、
 寝室と子供部屋の間に本棚をつくって下さい」

と言うリクエストがありました。
親子共通の本棚があると、
親がどんな本を読んでいるのか、
子供がどんなことに興味を持っているか
知ることができるし、
本の貸し借りというコミュニケーションも生まれる。
確かに、そんな本棚って素敵だなと思って、
設計した記憶があります。

親子の本棚

結局、「親子の本棚」は
寝室と子供室の間に、廊下に面して
設ける様にしました。

親子の本棚

まだ小さい子供の本は、床に近い下の段に、
お父さんの難しい本は上の段に。

いつしか、上と下に分かれていた
それぞれの本が混じりあって
どちらのとも言えない本が並ぶように
なっていきます。

本棚を通して、
親子がお互いのことを理解していける。
そんな場所が家にあると言うのはいいですね。

写真 小泉一斉




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