雨の現場

鎌ケ谷の家M

今日は、、いっきに気温が下がり、冷たい雨が一日中降っていました。

「鎌ケ谷の家M」の現場は、そんな雨の日でも掃出窓を開けて作業していました。

雨が降っていても、軒が深いので今日くらいの雨では、

掃出窓を開けていても雨が入ってきません。

軒は、日射をコントロールするだけでなく、こうして雨の日の換気にも役立ちます。

雨が入ってこないということは、外壁に雨が当らないということなので、

外壁の保護にも役立っています。




トイレの引戸枠です。

ごつく見えないように、先端を薄く加工しています。

実は、この引戸枠は当初の図面と違うつくりに変更しています。

トイレ内部から引戸を吊込むように考えていたのですが、

便器が邪魔して、吊込むのが難しいということで、

上の写真のように、トイレの外から引戸を吊込めるように

図面を描き直したのでした。

現場でのやり取りは、勉強になります。




ボードを張り終えた茶の間に続く寝室は、スッキリして図面以上に広く感じました。




大工工事も終盤に入り、現場は日毎に変化して、

監理に行くのが更に楽しく感じます。




「鎌ケ谷の平屋M」

建築地:千葉県鎌ケ谷市

構造規模:木造平屋

延べ面積:63.92㎡(19.31坪)

住まい手:女性


設計監理:野口修一/野口修アーキテクツアトリエ
     043-254-9997




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