特徴
うちで設計させて戴いた住宅を振り返ってみると
ある傾向があることに気づきました。
まず、平屋が多いということです。
ANA nHOUSEも、2to3HOUSEも、大原の家も、印旛の家も、
いま工事中の白子の家も平屋です。
そして敷地が広いことが多いです。
100坪を超えることが結構あります。
ANA nHOUSEは140坪ですし、2to3HOUSEは110坪、
印旛の家は申請の坪数は156坪ですが全体では700坪くらいだと思います。
西船の家も申請の坪数は47坪ですが、全体では400坪くらいです。
いま工事中の白子の家は、計画敷地は216坪ですが、
全体では500坪くらいだと思います。
もちろん、30坪くらいの普通の敷地もありますが、
広い敷地で設計することが多いですね。
敷地が広いと良い面も沢山あるのですが、
配置計画が難しくなったり、外構費用がかさむなど
設計で苦労することも意外と多いのです。
これは特徴と言うか、木製の引込戸のご要望が多いと言うことです。
ANA nHOUSEは5メートル(3間)を超える引込戸で障子も仕込んでいます。
2to3HOUSEは3.64メートル(2間)の引込戸で、開放すると中庭に繋がります。
三山の家は、可愛らしい引込戸が2階のスタディスペースにあります。
この小さな引込戸が道路正面の外観をつくっています。
大原の家は、東南の角に南側3.64メートル(2間)、
東側に1.365メートル(4尺5寸)の引込戸があって、
庭と室内が繋がる設計になっています。
この大原の家と同じ構成の引込戸を蓮田の家でも採用しています。
蓮田の家は、そこに吹抜けとFIX窓も付けて、さらに開放的に
そして自然光を沢山採り込むことが出来るようにしています。
アオハダの家は、北東に広がる田園風景を室内に採り込むように
リビングの北東の角に引込戸があります。ANA nHOUSEと同じように
障子も仕込んで冷気が来ないようにもしています。
四街道の家も南側のデッキに面して引込戸があります。
白子の家は、3メートルの引込戸+障子の構成にしています。
あらためて設計した住宅のことを整理してみると
こういう特徴があることに気が付きました。
千葉県を中心に設計活動をしているからなんでしょうね。
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