ロフト

白子の家

こうして住宅の設計をしていると、

“ロフトをつくって欲しい”というお話を結構いただきます。

屋根裏の有効利用にもなるし、居室の風を抜くのに役立つときもあります。

千葉市の場合は、ロフトの窓面積の規制が無く、

風を抜くのに十分な窓を確保することができます。

下の3枚の写真は“アオハダの家”のロフトを見上げた写真ですが、

横幅いっぱいに窓を設けています。

船橋市の場合は、ロフトの窓は床面積の1/20までと決まりがあるため

大きな開口が出来ずに、風を抜くには千葉市に比べて不利ですが、

窓が無いよりは良いです。

下の2つの写真は“三山の家”のロフトです。

床は、ベニアまで大工さんがつくり、その上に張るタイルカーペットは

建て主さんの自主施工にしてコストを抑えています。

ちなみに、タイルカーペットはホームセンターで

簡単に手に入れることができます。

しかも、施工も簡単で、嫌な臭いもありません。

同じく船橋市の施工例ですが、

下の2枚は“西船の家”のロフトです。

ロフトをつくる場合、断面計画を綿密にする必要があります。

無駄に高さを取らないように、逆に低くなると入ることが出来ないので

出入りするのに十分な高さを確保する必要があります。

そして、ロフトは一番高いところで1.4メートルまでと

法律で決まっているので、その高さが天井となります。

その低さを活かす小屋裏空間をつくるように心がけています。

いま工事中の“白子の家”にもロフトがあります。

完成しましたら、またここで紹介させていただきます。




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