人の手でつくる模様
天気の良い中、今日は現場で建て主さんと
中霧島壁の“コテの残し具合(人の手でつくる模様)”の確認をしました。
コテ跡の残し過ぎもいやらしくなるし、かといって全く残らないのも
手仕事の跡が無くていやだし、“どの程度残せばいいか”難しいです。
人によって感じ方も違いますし。
この「人の手がつくる模様」は、図面に描くこともできませんし、
文章で伝えることもできません。
現場にこうして来て、直接、左官屋さんに会って、
思いを言葉にして伝えるしかないのです。
そうやってつくられた「人の手でつくられる模様」は
この家がある限り、そのつくった人の手の感じはもちろん、
そうやって自分の思いを伝えてつくったという想い出が
ずっと残っていくのです。
現場も進み、もうすぐ完成になります。
「四街道の家」
千葉県四街道市
構造規模:木造2階建て
家族構成:夫婦+子供2人
設計監理:野口修アーキテクツアトリエ
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