2つの屋根の詳細
東金市の平屋「HB HOUSE」は先日上棟して
今は、間柱を入れ、屋根をつくり始めているところ。
この平屋は住宅棟と工房棟の2つの平屋があるので、
2種類、屋根の構造や納まりを検討しました。
住宅棟は耐震等級3を取得していて
登梁の上に24ミリの構造用合板を張って、
屋根を強い水平構面としています。
一方、工房棟の屋根は登梁を使うものの
登梁の上に垂木を転がして、垂木間には転び止めを入れ、
その上に12ミリの構造用合板を張って、
住宅棟ほどの強さではありませんが、
こちらも屋根面を水平構面としています。
軒先の納まりも、それぞれで違っているのは
外壁材の違いによって軒の出を変えていることも関係しています。
「HB HOUSE」も屋根ができてくると
設計で意図していたプロポーションが
わかるようになってくるので楽しみです。