壁の上に壁

趣味と暮らす家

鎌ケ谷市「趣味と暮らす家」の工事中のリビング。

ソファ後ろの大きな窓にも
東南の角の掃き出し窓にも
壁の中に引き込む障子が設置されます。

そのために、
一旦外壁の石膏ボードを張った上に
もう一度、下地を組んで
その上にまた石膏ボードを張り、
漆喰を塗って仕上げるという
壁の上にまた壁をつくるような
つくりになっています。

上の写真は外壁の最初の石膏ボードを
張る前の状態です。
断熱材が壁に入れられ、
防湿フィルムが見えています。
この防湿フィルムを石膏ボードで
押さえることで防湿層が完成します。
ですので、最初の石膏ボードは
性能を担保する上で重要な役割を
果たしています。

*障子などの建具が関係なく、
 ただ単に壁を厚くする場合、
 今回使用している断熱材の防湿フイルム
 であれば(性能が高いので)、
 防湿フィルムの継手を気密テープで
 接着する方法でも良いと、
 この断熱材メーカーの技術担当者は
 おっしゃっておりました。

機能と意匠と性能を満足させるために
材料と手間がその分かかってきます。
仕上がってしまうと、全くわからない部分ですが
そういうところこそ、しっかりと
つくっていく必要があります。

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