障子が、、、
現場にいる大工さんから
「あの、障子が入らないんですけど」
というメールが届いて
図面を確認すると、
あらら、確かに図面通りつくると
障子を入れることができない、、、
上のレールで吊る方式の引戸なら
入れることができるのですが、
昔ながらのやり方をしている
この障子は、障子の幅以上に
開口がないと入れることができないのです。
(上のレールで吊っているつもりで
障子の図面を描いていたことが間違いの原因です)
ということで、
早速、図面を再検討して
この図をつくり、
大工さんにLINEで送りました。
(これで問題なければ、後ほどメールで図面を送ります)
上の図の改善点は、
戸尻(障子の後ろ側)部分の壁に
スリムビスで取り外すことができる部材を
つけて、障子を入れるときはその部材を外し、
入れたら取り付けるようにしました。
LINEで届いた図面を見た大工さんから電話で
「これで行けそうだと思いますが、
もう一度よく見て連絡します」
とのこと。
図面をメールだけでなくLINEでも送れるようになって
本当に便利になりました。
今回のことで改めて
「図面は描くものではなくて、
大工がつくる前に紙の上でつくるもの」
だということを実感しました。