見積チェック

鎌ケ谷市「趣味と暮らす家」の見積書。

やはり、人件費以外ほぼ全て値上がりしていました、、、

内容を精査し、連休明けに
建主さんに提示し、打合せをします。

見積書というのは、
設計図を読み込んで、
材料費と人件費、諸経費を算出して
まとめ上げた書類のこと。

当然図面を読めなければできませんし、
材料の切り回しのことを考えて
数量を出したり、
その工事にどのくらいの人手がかかるか？
作業に足場などが必要になるか？
荷物を下ろすのに人手が必要か？
同時に重機も必要か？
などなど沢山のはてなマークについて
検討し、答えることが出来なければ
つくることが出来ない、
高度な技術と豊富な経験が必要とされます。
しかしながら、見積書作成自体には
作成費用（人件費）は出ません。
もし、見積書の作成費が有料だとしたら
木造住宅１軒で最低30万円くらいには
なるのではないでしょうか。

見積書というのは
単に金額という数字を出すことではなく、
どういう工事になるかを図面から読み取って
イメージの中で家をつくり、
材料費や人件費、諸経費を
金額として表現することなのです。

ですので、見積書のチェックでは、
設計者（私）が図面でイメージしたものと
見積書をつくった人（監督さん）が
見積書作成でイメージしたものが
一致しているかどうかを主に確認しています。

見積チェックとは、
そういう設計者と現場監督との
イメージのやりとりの確認の機会なのです。




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