遠い千葉、近い埼玉
私は、千葉県生まれ千葉県育ちで、
千葉市で設計をしていますので、
千葉県に、それなりの思い入れがあります!
千葉県内での設計のご依頼をいただけることは
とても嬉しいことです。
そういうふうに、千葉県内で仕事をしていると
漠然と、千葉県以外の場所は「遠い」イメージを持っていました。
目次
埼玉で初めての家づくり
とくに、とくに埼玉は、遥か遠い場所に感じていました。
そんなときに、
家づくりのポータルサイトで、
家をつくりたいというご家族が設計者を探していて、
「私も、参加します!!」と手をあげたら
「ぜひ、お願いします!!」というお返事をいただき、
初めて埼玉県で家の設計をすることになったのでした!
そこは埼玉県蓮田市。
大宮から比較的近い場所のようです。
その当時、外環道ができていませんでしたので、
千葉市(穴川インター)から高速道路で行く場合は、
京葉道路(穴川インター)」→東関道→首都高→東北道(岩槻インター)
→国道122号というルートで行っていました。
所要時間は1時間半から2時間ぐらいで、距離は80キロ程度でした。
そう、そんなに思っていたほど遠くなかったのです。
下道で行く場合は永遠と国道16号で岩槻まで行き、
岩槻からは国道122号で蓮田まで行っていました。
所要時間は2時間少しから2時間半程度。距離はやはり80キロ程度。
ですので、すごく遠いということではなかったのでした。
設計から完成・お引渡しまで農業振興地域だったこともあり、
その除外申請などで時間もかかったこともあり、
約2年通い「蓮田の家」が完成しました。
2年も通ったことで、精神的にも近く感じられるようになったと思います。
撮影 白石隆治
私を見つけてくださって、埼玉での2軒目の家づくり
そして、その「蓮田の家」をネットで探してくださった方が
連絡をくださり、同じ蓮田市での家づくりが始まったのでした。
その頃は、すっかり気持ち的にも「近い」と感じていたところに、
なんと!蓮田は東北道の蓮田サービスエリアにスマートインターチェンジが
あって、そこで降りることができたんです!
(うちの前のナビは古くて、蓮田のスマートインターチェンジが
できてない時のものだったので、知らずに、いつも岩槻で降りていました、、、)
その上、外環道ができて、千葉から蓮田まで1時間もかからずに
行けるようになりました。驚きです。
そうやって1年半ほど通って、「椿山の家」が完成しました。
撮影 小泉一斉
埼玉より遠い千葉
もはや埼玉と千葉は争っている場合じゃないほど(笑)
近い関係になっています。
外環道を利用すれば、あっという間についてしまいます。
私の思い入れのある千葉県。
住宅勉強会に参加してくださった南房総市の方との家づくり。
とても楽しいものでした。
(建主さんは、外壁と内部の床の塗装をご自分でされたので
楽しいのと同時に、作業が大変だったとは思いますが、、、)
千葉市から南房総市まで、
京葉道路(穴川インター)→館山道(終点・富浦インター)で
所要時間1時間40分くらい。距離は100キロ程度です。
下道で行く場合は、
国道16号を南下→市原市内の裏道→木更津市の田んぼの中を通り
→君津の山の中を通り(鹿や猿、猪に出会う)→国道410号
で現地に到着。
所要時間2時間くらい。距離はやはり95キロ程度。
下道で行く場合、途中で牛舎が4つほどあったり、
獣に遭遇したり、桜がとても綺麗だったりと、
楽しみがたくさんあるのが良いところなのですが、
国道410号は、途中狭い山道になっていて、
「崩落注意」、「落石注意」の標識だらけの道で、
気が抜けないルートでもありました。
地元の軽トラックは、躊躇ない運転で走り屋の如く
走り去って行ってましたが、、、笑
道中の景色も楽しく、楽しいので、
精神的にはそれほど苦にはなりませんでしたので、
気持ち的には、距離ほどの遠さは感じませんでした。
獣との出会いや落石に注意しながら
2年半ほど通い続けて出来たのが「白子の家」です。
撮影 小泉一斉
まだまだ埼玉での家づくりがしたい!
物理的距離をみても「遠い千葉、近い埼玉」ということが
おわかり戴けたと思います。
まだ埼玉の良いところを発見するまでは至っていないので、
これから埼玉での家づくりをもっと増やして行って
良いところを見つけて行けたらと思っていますので、
埼玉の皆さん、よろしくお願い致します!
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