平屋でも構造計算は必要|耐震等級3の家をつくるために考えていること

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これから平屋の家づくりを
考えている方に
構造設計について
少し書いてみたいと思います。

2025年の4月に建築基準法が
変わって、木造2階建で
あっても、構造計算が義務化された。
*壁量計算という方法もある。

木造の平屋は、200㎡以下なら
いままで通り、
構造の審査が省略される。
審査が「省略」されるだけで
構造計算しなくて良い
ということではない。

木造平屋住宅の地震荷重による構造解析図(EX・EY方向)

野口修アーキテクツアトリエでは
2階建はもちろんのこと、
平屋であっても、
構造の専門家(構造設計一級建築士)に
許容応力度計算をして、
安全性を確かめてもらっている。

木造平屋住宅の構造解析モデル(許容応力度計算による変形検討)

野口修アーキテクツアトリエでは
最高等級である「耐震等級3」で
構造計画をしている。

平屋住宅の耐力壁配置と構造バランスの検討図

いつも構造で私が意識しているのは

・屋根面を構造要素にして
 水平力に耐える

・耐力壁の耐力面材は
 透湿性のあるものを採用し
 耐久性にも配慮する。
 構造用合板を外壁面に使用すると
 碧体内結露が起こった際に
 外部に碧体内の湿気を
 放出できないので耐久性が落ちる。

・屋根面を構造要素にしているので
 屋根を直に登梁で支え、その登梁
 までを耐力壁として構造要素を
 一体化させる。

主にこの3つです。

構造の考え方と断熱の考え方は
お互いに影響を与えるところがあるので
両方を同時にキチンと考える必要がある。

実際の住宅設計では
ここまで構造と断熱を同時に
考えて計画されているケースは
まだ多くありません。

例えば、上にも書いたように
壁を繊維系の断熱材で充填断熱にする場合
内部結露を起こす可能性があるので
耐力面材は透湿性のあるものが良い。

屋根面を水平構面として
構造要素にするなら
屋根断熱にした方が相性が良い。
水平構面は厚物の構造用合板で
つくるので、その上に断熱材を
設置するのが良い。

「耐震等級3」にした場合
地震保険が半額になる。
そのためには設計住宅性能評価申請を
する必要があるが、その費用を考えても
地震保険の割引率の方が勝るので
申請した方がお得である。
*保険会社によるのでご確認ください。

そうした考えでで
きた平屋の事例は↓

南房総市の平屋「白子の家」
印旛郡の平屋「DL HOUSE」
伊勢原市の平屋「私の巣」
千葉県の平屋「ぼくらの家」
鎌ケ谷市の平屋「鎌ヶ谷の家D」
鎌ケ谷市の平屋「鎌ヶ谷の家M」
印旛郡の平屋「印旛の家」
木更津市の平屋「ANA nHOUSE」

野口修アーキテクツアトリエでは
平屋でも構造計算を行い、
耐震等級3を基本として設計しています。
千葉県で平屋の家づくりをお考えの方は
住宅勉強会や事前相談で
ゆっくりお話できればと思います。

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