深い入口庇
東金市の平屋「HB HOUSE」の
工房棟の入口に庇がつきました!
この庇は1Mも出ているので、
どのような構造にするか?
とても難しい部分でした。
庇の構造部材は、壁の厚さの中で完結しています。
庇の高さで内部に天井があれば構造はもっと簡単に
考えることができたのですが、
工房棟には天井がなく、壁の厚さの中で
構造が成立するようにしなければなりませんでした。
庇の出寸法が60センチ程度であれば
簡単なのですが、
今回は大きな木製のガラス戸を守る庇ということで
庇ので寸法を1Mにしたことで、構造が難しくなりました。
方法を考えて大工さんに相談したら
「まずは、やってみましょう」
ということで、やってみて下がってくるようだったら
補強方法を考えるか、違う方法を考えようということです。
で、やってみたところ
だいぶしっかりとしていて微動だにしませんでした。
大工さんに「大丈夫そうですね」と言ったら
「垂木の本数を半分にしても大丈夫だったね」
と、少し過剰構造だったということでした。
私としては、荷重に耐えられず下がるよりも
多少過剰であっても頑丈であって欲しかった庇なので
ホッとしました。
庇がついたことで、多少ゴツい庇ですが
入口が一層良くなった気がしました。
あとは板金屋さんに綺麗にガルバリウムを
葺いてもらうだけです。
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