性能?

DL HOUSE

今月末完成を目指して頑張っている
印旛郡の平屋「DL HOUSE」。

内装の仕上工事も終わっているので、
あとは、ほぼ外構と造園のみ。

なるべく建物の高さを抑えつつ、
小屋裏空間も、かなりあらわして
空間を余すことなく使い切りながらも
物理的性能は確保しています。

外皮のUA値は0.43W/㎡K。
まあ、物理性能を極めようとしている人からしたら
それほど良い数値でもないかもしれませんが、
住宅の物理的性能の向上を牽引している
フラット35S金利Aタイプの基準は十分にクリアしています。
(断熱性能等々級5)
もちろん、一次エネルギー消費量等級も6。

それに加えて、きちんと構造設計・構造計算をして
耐震等級3も取得しています。

ただ、住宅の性能は物理的性能だけでは計れません。
いくら箱の性能が良くても、住みにくい間取りだったり、
精神的に心地よくない住宅は、性能が良いとは言えません。

機能的(便利)なだけであってもダメですし、
外観が格好良くても、雨漏りしていたらダメですよね。

住宅の性能は、物理的性能ももちろん大事ですし、
機能性(利便性)も大事です。
それに加えて心地良さや、愛着という数値で測れないものが
とても大事で、それを実現させるのがとても難しい部分です。
心地良さや愛着をつくるには、設計者だけではできません。
建主さんの協力があってできるものです。
なぜなら心地良いと感じる感覚は千差万別だから
その建主さんと一緒に、その感覚を探っていく必要があるからです。
愛着についても同じです。
そして、建主さんと一緒に考えたことを実現するためには
工務店さんの力がどうしても必要になります。
つくってくれる人がいないと、家は建ちません。

今回の「DL HOUSE」も、
何度も建主さんと話し合い、細部まで検討していき、
それを工務店さんが、図面を通して理解して
(もちろん、工務店さんとも対面で打ち合わせを重ねました)
施工してくれたからこそ、
建主さんが感じる「心地良さ」が実現され、
一緒につくってきたからこその「愛着」もわき、
唯一無二の家になりました。

人もそうですよね。
いくら勉強の成績が良くても
その人の良さをあらわしていることになりませんよね。

数値化できない性能。
それこそが個性になり、とても大事な性能ではないかと
感じています。

この「DL HOUSE」は
7月1日(土)、2日(日)に
完成見学会を行います。
参加お申し込み、詳細につきましては
コチラ」をご覧ください。

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