斜め壁がつなげる

趣味と暮らす家

鎌ケ谷市「趣味と暮らす家」。

壁下地はすでに工事が終わり、
その上に石膏ボードが順次張られている。

プランの打合せの最中に、建主さんから

「この納戸の壁を斜めにして、
 ダイニングとリビングがもっと繋がる様にしたいんですが」

というお話があって、
納戸の収納量は、かなり減るけど
確かに空間のつながりは良くなると考えて
納戸の壁を斜めに変更した。

壁の下地ができてきて、
ダイニングとリビングのつながり方を
実際の空間に立って確認すると
建主さんがおっしゃったように
“ もっと繋がる ” 様になっていた。

平面図で見ると壁が斜め45度になっているのは
とても特徴的に見える。
しかし、実際の3次元で
その特徴を感じることができるかどうかが
建築をつくる上でとても大事なのだが、
しっかりと、それを感じることができて
良い成功体験をいただきました。
欲を言えば、斜め45度よりも
もう少し丸みを帯びた壁のラインだった方が
もっと良かったかと。
ただ、それは建築費を上げる要因にもなるので
斜め壁で良かったのかもしれませんね。

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