消える枠
鎌ケ谷市「趣味と暮らす家」の
トイレのガラス枠。
当初の設計では外壁に面して
窓のあったトイレを
建主さんとの打合せの中で
内側へと配置されたトイレ。
外壁に面していないトイレを
できるだけ開放的にしたい、
少しでも光を入れたい
という建主さんのご要望から
トイレの壁上部に少し面積の大きい
ガラスを嵌めることに。
ならば、できる限り枠の存在を消し、
壁にガラスだけが嵌っている様に見せて
スッキリとさせたいと考えて
下枠を斜め45度に加工し、
そこにやはり斜め45度に削った
石膏ボードをぶつけ、
漆喰で仕上げると、
下枠は僅かしか見えなくなり
ほぼ消えた状態になる。
上枠は、天井に潜り、
右の枠は壁に消える。
唯一消せない左の縦枠は
杉の枠をそのまま見せることにした。
狙い通りの出来になるかどうか?
楽しみです!