「印旛の家」訪問

去年の年末、
「印旛の家」に伺いました。

コロナの影響もあって、
久しぶりの訪問。

突然の訪問にも快くご対応いただき
感謝です。

平屋「印旛の家」では、
垂木のあらわし方や
深い軒の出の構造方法、
屋根断熱の仕方など
新しい試みをした平屋で、
設計上、成果の多い仕事だったのですが、
それにも増して、
建主さんご夫妻、お母さまの
振る舞いから色々学んだことが
とても大きな収穫でした。
間違いなくターニングポイントとなった
出会いでした。

今回の訪問でも、
少しの時間だったにも関わらず、
学びがありました。

残念だったのは、
お母さまがお亡くなりに
なられたこと。
本当に残念です、、、

最初のご提案の際、
「絶対にいい家にしてやる！！」と、
力が入り過ぎて建主さんの気持ちを
追い抜くプランになってしまい
「ああ、この仕事は無くなるかも、、、」
と感じていたところに、
励ますとか、援護するとかの
意図を感じさせない言い方で
お母さまが、私たちのことを
推してくださって、
なんとか私たちも「もう一度頑張る！」
という気持ちになりましたし、
建主さんご夫婦も諦めずに
お付き合いくださり、
「印旛の家」という平屋を
つくることができたのでした。

およそ9年前に完成して、
今は上の写真のように
味わい深い表情になりました。

これからも、
この地に根付いて
建主さんご夫婦の暮らしを
支えていく平屋になっていってくれたらと
思う訪問になりました。

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