ぼかし
神奈川県伊勢原市の平屋
「私の巣」の現場に向かう道から見える
外観が私のお気に入りで、
撮影のときに写真家にお願いをして
できる限り、私が見ていた「その外観」を
撮影してもらうようにお願いをしたのですが、
レンズに収めようとすると、
どうしても電柱や看板や停まっている車などが
アングルの中に入り込んできてしまって、
それらを少しでも避けて撮ってもらったのが
下の写真。
写真 金田幸三
私が現場へ向かう道から見える
その姿が「いいな」と感じたのは
お祖父様が育てた
樹々の上から見える屋根が
大きくふわっとして、軽く載せられたように
見えるのと、ロフトの屋根が野暮なんだけど
単調さを壊しているところが
なんとなく可愛らしく見えたからです。
その他の理由としては、
この平屋とともに奥に山が見える風景も
気に入ったこともあります。
私が見ていた外観とはちょっと違う。
けれどこれが限界なのも、
私自身も自分のカメラで撮影を試みているので
理解できます。
というか、よくここまで撮れたなーと言う感じです。
できる限り電柱などを避けてもらっても、
それでもかなりのものが写り込んでいます、、、。
そのままでは、
あまりにも容易に場所が特定できてしまうので
看板などをPhotoshopでぼかすことに、、、。
こんなに、ぼかしを入れてしまうと
もはや建築写真としては使えないレベル。泣
看板や電柱が悪いわけではないのですが、
外観写真の撮影というのは難しいですね。