なかなかなのに残念!
調査のために八千代市上下水道局へ。
コーナーに切られたFIXの窓。
その先は、水を扱っている部署らしく
水盤が設けられている。
設計者の意図としては
このFIX窓から水盤を見て
慌ただしく働く人を少しでも癒したい、
訪れる人に、水盤の光が反射して
軒天に揺らいだ光を見て和んでもらいたい、
そういう想いがあったのでは?
と、勝手に想像してみる。
壁の仕上げも「小斫り仕上げ」と、
手の込んだものになっていて
全体的に豊かな表情をつくっている。
なのに、
FIX窓はバーチカルブラインドが閉められ、
来訪者もここには目もくれず、
そそくさと入り口に向かっていく、、、。
ここに限らず、公共建築でありがちな現象。
設計が悪いと言ってしまえばそれまで。
いい設計ならば、利用者がそれに気づいて
設計意図通り使ってくれるとは、私は思わない。
設計者が利用者に、設計意図を伝える機会が
少ないことが原因か。
もし八千代市の上毛水道局に行かれることが
ありましたら、ぜひ意識してご覧になって下さい。
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