玄関まわり

鎌ケ谷の家M

健康身度目の診断をしたら医師から

「運動不足ですね。何か運動をしてください」

中性脂肪が高く、善玉コレステロールが少ない
この身体をなんとか運動して改善しなさいと、
言われまして、重い身体、いや重い腰を上げて
ランニングを始めたのですが、
家から近くにあるスポーツセンターまで歩き、
スポーツセンターで2キロのランニンングをする
ということを10日ほど続けたある日、
1キロほど走ったところで
“ ガクッ ” という感じで右膝の上が
少し痛んだのですが、まあ大丈夫だろうと
走り続けいつも通り2キロ走って
家に着き、少し違和感があったものの
大したことがなかったのでそのままにしていたら
歩けないほど右膝の内側が痛くなり、
それでも数日したら治ると思って
放っておいたのですが、一向に治らず、
もっと痛くなり、膝の内側だけでなく
外側まで痛くなり始め、
いよいよ整形外科に行きレントゲンを撮って
診ていただいたのですが、骨には異常がなく
筋肉の炎症ということで、痛み止めでロキソニンを
処方されるも全く痛みが取れず、
リハビリを始めようやく、
少し痛みが取れてきたところです。

健康のためにランニングを始めたのに
怪我をしていれば世話がありません、、、

前置きが長くなりました。

ちょっと膝が痛いだけで生活に
大きな支障が出ることを学んだのですが、
「玄関の手すり」は大事ですね。

玄関土間

これは「鎌ケ谷の家M」の玄関ですが
私の設計する住宅のほとんどに
こうして玄関に縦手すりをつけます。
事務所にもついていて、
今回膝が痛くなって、この手すりに
どれだけ助けられたか。
横の手すりも効果的だと思いますが、
身長によって使いやすい高さが変わってくるので
そういう意味でも身長差が関係ない縦てすり
は便利です。

折角、「鎌ケ谷の家M」の玄関に触れたので
もう少し玄関まわりを見ていきます。

玄関ホールの換気、風通し

玄関は意外と空気が澱んで
特に今の季節は “ モワッ ” とします。
換気のために玄関ドアに網戸をつけるのも
いいのですが、下にガイドレールが出るなど
ちょっと今ひとつなので、
この家の場合は、オーニング窓をつけて
換気できるようにしました。
もちろん網戸もついています。
オーニングなので開けていても
外から侵入することはできませんから
防犯的にも問題ありませんし、
多少の雨なら開けておいても室内に
入ってくることはありません。
玄関ホールと廊下の間には引戸があって
この写真は引戸が開いた状態ですが、
閉めれば冬場の玄関からの冷気が
中に入ってくることを防げます。

床板の切り返し

玄関には靴などをしまう収納があるのですが、
玄関ホールからすぐのところに収納を設け、
買い物してきた食材などをすぐにしまえるように
しています。

玄関は出入り口なので、外と中で起こることを
同時に処理できる準備が必要な場所になります。
ですので、靴の脱ぎ履きや外履きの収納、
外気を室内に入れない工夫、
逆に室内の空気の換気、
外から仕入れてきたものの収納などが
必要になり、どこまで準備しておくかで
日々の暮らしの快適性がだいぶ違ってきますから
玄関まわりの設計もできる限りきめ細かく
考えていきたいと思っています。




野口修アーキテクツアトリエは
8月18日(木)〜21日(日)まで夏季休暇になります。




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