離れのリモートワークスペース
コロナウィルスの影響で
自宅で仕事をする機会が増え、
リモートワーク用のスペースを
考えることが多くなっています。
今日、紹介する家は、
コロナ前より、自宅勤務が多い会社にお勤めの
建主さんからのご要望で、リモートワークスペースを
「小屋(離れ)」につくった例です。
土間のダイニングの前にある階段から
「小屋(離れ)」に行きます。
建主さんが、カスタマイズしやすいように
針葉樹合板のインテリアにしています。
机は建主さんがつくられました。
南側の窓からは
周囲の緑や川が見え、
川の音も聞こえてきます。
北側の窓からは
小さな住宅専用の道路が見え、
子供が遊んでいる様子や
ご近所の様子も伺えます。
建主さんのお子さんが、
この窓から見えるものについて
説明してくれました。
この「小屋(離れ)」では、
ご主人が家に持ち帰った仕事をしたり、
テレビ会議をしたり、
写真家の奥様が、写真の編集や整理をしたり
するために用意されたワークスペースですが、
川の音を聴きながら
一人でゆっくりしたり、
友人たちと語り合ったりする場としても
利用されているようです。
これからのワークスペースは、
単に仕事をする場所としてだけでなく、
寛いだり、友達と過ごしたり、
多目的に使えると同時に、
心地の良い環境にしていくことが
必要ではないかと感じています。
追伸
この「小屋(離れ)」の下は、
トンネル用になっていて
ここを潜って敷地に入ると
目の前に川が現れると言う
仕掛けになっています。
設計の流れなど