「ぼくらの家」子供室
月曜から始めてきた
千葉県の平屋「ぼくらの家」の紹介ですが、
今日が最終回です。
(と言っても、ひとまずお終いということです)
目次
1.「ぼくらの家」LDK
2.「ぼくらの家」寝室
3.「ぼくらの家」玄関
4.「ぼくらの家」浴室
5.「ぼくらの家」ワークスペース
6.「ぼくらの家」トイレ、洗面、脱衣室
7.「ぼくらの家」子供室
最終回の今日は、子供室。
「ぼくらの家」のお子さんは3人で、
大学生の長女、高校生の次女、中学生の長男です。
ですので、すでに子供と言える年齢ではなく、
きちんとした個室が必要な年齢です。
が、基本的には普段は家族との時間を過ごすのは
LDKになり、
個室は勉強や寝るときだけの使用を基本に考えました。
*この一枚のみ撮影は小泉一斉
長女と次女の部屋は共用のウォークインクロゼットで
つながっています。
共用のウォークインクロゼットを設けることが
絶対的な条件でした。
それぞれの個室は、
長女の部屋
次女の部屋
左右対称のスペースになっています。
ウォークインクローゼットの上が
ロフトスペースになっていて、
立体的に使える空間です。
一番奥(東)に配置したのが長男の部屋。
同じようにロフトのスペースがあります。
畳で寝ることが条件でしたので、畳を敷き、
掃き出し窓を設けました。
長男の部屋からは専用の庭に出ることができます。
子供部屋はできる限りタイトなスペースにしました。
壁を薄くし、物理的な床面積を絞り出し、
市販のベッドが置ける寸法でつくられています。
子供たちは将来、巣立っていくことが考えられますので、
このように、できる限りタイトなスペースにするとともに、
子供室の間の壁は、構造要素にせずに、
いつでも壁を取り去り、空間をつなげることができるように
構造計画も考えてあります。
7日間にわたり、紹介してきました
千葉県の平屋「ぼくらの家」。
一旦ここで終了とします。
明日からは、また別の企画をお届けします。