軒と軒下の縁側
7月2日(金)と3日(土)に完成見学会を行った
千葉県の平屋「ぼくらの家」。
両日とも雨でしたが、
特に2日(金)は激しく降る時間帯がありました。
軒の出は深くて1.2メートル。
その先に付いた軒樋が屋根から流れてくる大量の雨を
受け止めていました。
その軒下には縁側があります。
奥行きは90センチ足らず。
軒の出の中に入る奥行きです。
縁側には木製サッシがついていて、
軒の出のお蔭であんなに大雨でも木製サッシには
雨が当たっていませんでした。
しかし、大雨が降り続いていたら
木製サッシの足元まで濡れるようになり、
縁側はすっかり全て雨に濡れていました。
それでも、サッシを開けていても室内には少しだけ
跳ねた雫が入ってくる程度でした。
普通の雨であれば、軒によって
縁側も雨から守られ、そこでお茶を飲みながら
雨の様子を楽しむことができると思います。
雨の日の心地良さ。
これからもっと考えていきたいと思います。
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