耐震性能について
土曜の夜の地震は結構揺れました!
東北地方の被災者のみなさんには、
お見舞い申し上げます。
最大で震度6強。
結構、大きな揺れだったと言うことです。
このタイミングで、
弊所の耐震に対する考え方と
実施している内容を記しておきたいと
思います。
1)どのような規模の建物でも、
専門家(構造設計者や構造設計一級建築士など)に
構造計画と構造計算を依頼して、
工学的に耐震性能を確認しています。
2)耐震性能のレベルは3年前から基本的に「耐震等級3」で
構造設計しています。
*以前の建物は、許容応力度計算によって構造計算しておりますので、
「耐震等級2」と同等の耐震性能があると言われています。
3)外壁の耐力面材(構造部材)を透湿抵抗の低いものにすると
同時に通気工法を採用して構造体の耐久性を確保しています。
通期工法を採用していても、耐力面材(構造部材)を
構造用合板など透湿抵抗の高い材料を使った場合は、
壁体内結露を起こし、構造体を腐朽させる可能性が
高くなります。
4)水平構面を強くしています。
2階の床や屋根を強くし、
水平力を高めています。
5)4)の際、屋根にも通気層を設け、
屋根面の耐久性を高めています。
以上が、耐震性能に関する基本的な内容です。
今後は、これらに加え、制振装置の設置なども
検討していく必要があるかもしれません。
知ってもらうことを「事前相談」で。
設計事務所での家づくり、疑問や不安をお持ちの皆さまへ
どのような考えで設計し、家づくりをしていくかをお話させていただくと同時に、
設計期間や工期、大よその総工費についてご説明させて戴く「事前相談」を行っております。
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