六本木ヒルズの板を再利用
だいぶ寒くなってきました!
秋を通り越して、初冬がきた感じです。
庭の木々も緑から黄色へ、
そして赤くなる日も近いのではないでしょうか。
埼玉県「椿山の家」の庭の木々も、
若々しい緑の感じから
葉が色を落とし、
落ち着きのある感じに変わってくる頃だと思います。
この家の庭は「耕水」の湊さんと言う造園家にお願いしました。
グランドカバーに芝やイワダレソウを使うと
子育てとお仕事で忙しいこの家の建主さんでは
大変だろうと言うことで、
板を利用しています。
この板はイペ材と言う、
硬く重い木で、腐りにくい特徴を持っています。
なので、とても高価なものなのですが、
六本木ヒルズの屋上庭園を改修したときに、
処分されるはずだったものを湊さんが
安く手に入れたと言うことで、
椿山の家で、手ごろな値段で使うことができました。
敷き詰めたイペ材の間から今はラフに植えた野草が
自然な感じでイペ材のエッジを消していると思います。
紅葉し、落葉したとき、
板で舗装された庭は、
とても味わい深い雰囲気を出してくれると思います。
「椿山の家」
建築地:埼玉県蓮田市
家族構成:夫婦+子供3人
構造規模:木造2階建
延べ面積:124.20㎡(37.52坪)
設計監理:野口修アーキテクツアトリエ
施工管理:大滝建設
造 園:耕水
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