暮らしぶり
今日は「白子の家」に6ヵ月点で伺ってきました。
主には建具の問題があって、後日、直しをするということになりました。
すっかり建て主さんらしい暮らしが始まっていて、
とくに、キッチン廻りは個性が出ていました。
キッチンの吊戸棚は、料理が得意な建て主さんらしく
機能的でありながら美しい道具が並べられていました。
包丁も吊戸棚の下にマグネットをつけて収納してあり、
便利だし、カッコイイな~と思いました。
ガスコンロも業務用のものを、しっかり使いこなしていました。
着火の道具も、なかなか素敵です。
キッチンの後ろにある作業台は、
カウンターに石を埋め込んであるのですが、
火にかけていたヤカンやオーブンから出した熱い鍋などを
直に置いたり、パン生地などをこねたりと
すごく便利だと仰っていました。
ここに置かれていた急須も素敵でした。
今日は、朝のうち、雨が降っていたので縁側が少し濡れていましたが
そのしっとりと濡れた感じの縁側も良い味を出し、
新しいのに、懐かしい感じがしました。
点検も終わり、お話を伺っているときに
美味しい手づくりのお菓子と珈琲をいただきました。
打合せをしていたときも、たびたび、奥さんの美味しい手づくりお菓子を
いただいていたのですが、今日のお菓子も優しい味で、とても美味しかったです。
手づくりにこだわっているのは、料理が好きというだけでなく、
お子さんたちに、できるだけキチンとしたものを食べて欲しいという
愛情があるからこそ、手間暇かけておつくりになれているのだと思います。
そういう部分は、私たちがつくっている家づくりに似てるな~とも思いました。
これから、もっともっと建て主さんによってこの家が使いこなされ
建て主さんらしく、味わい深い家になっていくと嬉しいですね。
「白子の家」
千葉県南房総市
家族構成:夫婦+子供2人
構造規模:木造平屋建て(一部ロフト)
設計監理:野口修アーキテクツアトリエ
tel 043-254-9997
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