合格発表
本日、二級建築士 設計製図試験の合格発表がありました。
今年の課題は「レストラン併用住宅」でしたが、
広い菜園の要求があり、レストランや住宅の設計よりも
その広い菜園をどう計画するかが鍵になってしまった
発表された課題とは少しピントのずれた試験問題でした。
ですから、受験者の中には菜園の計画がうまくいかなかったことで
発表を前に、不合格であると落ち込んでいる人を沢山見ました。
そして、発表の今日、どうだったかというと、
菜園をうまく計画できなかった人たちも無事合格していました。
ということは逆にあの「菜園」の要求はなんだったんだろう?
と思います。おそらく、菜園の計画を重視してしまうと、合格者が
予定している合格人数を大きく下回ってしまうからではないでしょうか?
こうして、突然変な条件を付けると、試験問題として相応しくなくなる
ので、もっと基本に立ち返り、試験問題を検討して戴きたいと思います。
私の生徒たちの合否状況は、
頑張りぬいた人(殆どの人がそういう生徒ですが)が合格し、
もう少し頑張れば良かったという人が残念な結果になりました。
当然の結果と言えばその通りです。
でも、「頑張りぬく」ためには、相当な覚悟と努力が必要なのです。
私たち講師は、叱咤激励の繰返し続けます。
もちろん、技術的な方法や工夫も同時に教えていますが、
なによりも精神的なことが大事なのです。
今回、合格された方、本当におめでとう!!
残念な結果だった方、これで終わりじゃありません。
また一緒に頑張りましょう!!
兎に角、結果が出ました。
ひとまず、お疲れ様でした。