構造設計
現在、「椿山の家」、
「鎌ケ谷の家 M 」、
「鎌ケ谷の家 D 」
の3件同時に構造計画を進めています。
構造は、単に強ければ良いということでは無くて、
同じ面積でも、より広くなるようにしたり、
納まりを良くする必要があります。
また、強くしようということばかり考えていると
無駄に大きな材を使いがちになってしまいます。
そうなると、余計な費用がかかるばかりか、
空間も狭くしてしまうので注意が必要です。
とくに、木造は構造が意匠に大きな影響を与えるので、
美しくシンプルな架構になるように気を使います。
構造と意匠を別々に考える人や最初から他人に任せてしまう人が
いるようですが、私は、構造と意匠を同時に自分で考えます。
構造と意匠を同時に考えることで、双方の質が高まり、
相乗効果が期待できると感じているからです。
一見、単純に見える形でも、実は柱や梁を7.5ミリズラして、
綺麗に納まるようにしていたり、構造上不必要な壁は、薄くして
部屋を広くしたりしています。
そうやって、自分で先ず構造と意匠を考えた後に、
構造の専門家に工学的に問題無いか、構造計算をしてもらうと
同時に、法的に問題無いかを確認してもらっています。
それで初めて、意匠と構造が一致した、
安全で快適な住宅になると考えています。
こうして考えた構造の骨組みは、いかのページでご覧いただきます。
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