これがこれに
もうすぐ工事が終わってしまう「白子の家」。
始まりのときは、遥か遠くに思った竣工が、いまは目の前に。
千葉の君津の鬼泪山から切り出された杉や桧の木が、
製材所で製材された後、大工の手によって刻まれ、、、
この木の材料が、
この家になったのです。
柱一本一本、梁一本一本、垂木も一本一本、手で加工し、手で取付けていきました。
外壁の杉板も、床の杉板も一枚一枚手で取付けていきました。
塗装も一枚一枚、建て主さんが塗装してくれました。
その積み重ねで、こうして木が家のカタチになったんです。
来て戴いて見ていただくとわかるんですが、
外壁の杉板は、一枚一枚、真鍮の釘で留めてるんです。手で。
真鍮釘は柔らかいので、ちょっと打ち間違えるだけですぐに曲がってしまうんです。
それを縦横合わせて綺麗に打っていくのは、根気のいる仕事でした。
出来てしまうと普通に見えてしまうのですが、
気の遠くなるような仕事を経て「普通の家」が出来あがったのでした。
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南房総市「白子の家」の完成見学会を4/22(土)、23(日)に行います。
木造平屋30坪にロフトのある住宅です。
料理に多用する薪ストーブ、庭と繋がる幅3メートルの木製引込戸、
ちばの木を手刻みで加工した骨組み、
にじり口の様な入口のあるご主人のための小さな部屋、
いろんな要素を詰め込んだ住宅になっています。
ぜひ、お越し下さい。
参加お申込みや詳しいことはコチラからお願い致します。
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「住宅相談会・勉強会」
事前相談・資料請求できます。
どのような考えで設計し、家づくりをしていくかをお話させていただくと同時に、設計期間や工期、大よその総工費についてご説明させて戴く「事前相談」を行っております。
進め方などの資料のみのご請求も可能です。