軒の出
昨日は “ ダイレクトゲイン ” について書きました。
そのときに軒の出について少しふれましたので、
今日は “ 軒の出 ” の事例をアップします。
大原の家
蓮田の家
ある程度敷地に余裕のあるときは、軒を深く取る様にしています。
そうすると「軒下空間」が生まれます。
この「軒下空間」は、外部なのに内部の様な曖昧な空間で
開放的なのに、安心感も同時にあると言う
不思議な心地良さを持った場所になります。
ダイレクトゲインのことを書いたときにも少しお話したように
この軒の出が、日射をコントロールして、
夏は日陰をつくり涼しさを
冬は奥まで日差しを届けて暖かさを得ることができます。
また、軒を出すことで外壁を保護する機能もあります。
不意の雨には、雨宿りだってできます。
そう言えば最近雨宿りって言う言葉を聞かなくなりました。
軒が無い家が多いからでしょうか。
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