可変
台風が来る前に「おゆみ野の家」の現場に行ってきました。
階段の角の部分の下地を取付けていました。
この位置には、構造的な柱を建てることが一般的だと
思いますが、この現場では、構造的な柱にはせずに
将来、取外せるようにしています。
万が一、車いすでの生活を余儀なくされたとき、
この角に入れた下地を薄くして、通路幅を確保したり、
トイレと洗面を一体空間にすることを想定しています。
階段を支えるのに使う下地なので、そう簡単に取外すことは
できませんが、技術的には可能です。
ちなみに、この家は2階の子供部屋の柱も無くして、
将来、壁を取って大きな空間をつくることが
可能な構造にもしています。
「おゆみ野の家」
千葉県千葉市
家族構成 夫婦+子供2人
構造・規模 木造2階建(120.28㎡/36.38坪)
設計監理 野口修アーキテクツアトリエ
tel 043-254-9997