始動
新年あけまして、おめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
野口修アーキテクツアトリエは、
昨日、現場の仮設トイレの掃除から始まりました。
なんで、トイレ掃除からか?
それは、1月11日(土)の「印旛の家」完成見学会で
お越し下さった皆様に綺麗なトイレを使って戴きたい
というのが一つの理由ではありますが、
大元は昨年、半年間通っていた「前田紀貞建築塾」の中で、
トイレ掃除の大切さを教えて戴いたからです。
(※ここでその大切さを説明するのは少し難しいです。
機会がありましたら、改めてブログでさせて戴きます)
トイレ掃除というのは、言うまでも無く、汚い作業です。
だからこそ、その作業手順が大事だということがわかります。
手順を考えることは、汚れの度合い(汚さ)を知ることであります。
トイレ掃除をすることで、ものごとの作業の順番を考えるきっかけに
なるように思います。
そして、ただ単純に順番や段取りを知るだけでなく、
このトイレを使うであろう人たちのことを考えることでもあります。
雑巾がけをする一拭き一拭きの度に、その人たちが不快な思いをしないか
考える作業でもあります。
(こう考えることも合目的的で、本当は違うのですが)
それと、その作業が終わると、自分自身もとても清々しい気持ちになります。
変な言い方ですが「トイレ掃除が終わって欲しくない」という
気持が少し湧いてきます。
たかだか、一度だけ仮設トイレを掃除しただけで、
自慢気に長々と書いてしまいました。
トイレ掃除から始まった2014年、平成26年、
自分の泥を落とすべく、精進して参りたいと考えておりますので
何卒よろしくお願い申し上げます。
野口修一