プロセスが大事
弊所のHPのトップページにも書いていますが、
家づくりは「プロセスが大事」だと思います。
建築は兎角、出来上がった結果で評価しがちですが、
それよりも、どうやってその家をつくっていったのか。
そここそ、もっとよく考えていくべきだと思います。
もちろん、結果も大事なのですが、
それよりも、家づくりのプロセスの方が
大事ではないかと考えています。
建主さんと、何度も会って打合せをして
コミニュケーションをとりながら
つくり方を検討し、決めていく。
技術的なことだけでなく、
その人固有の使い方や癖なども
取り込んでいく。
ときには、細部についても説明し、
如何にこの工事が必要で、
大工が頑張ってくれているかについても
見ていただく。
左官の仕上げ状況も一緒に確認し、
左官屋さんの凄さも見ていただいたり。
それ以外にも、小物の設置場所や設置方法など
一緒に検討したりもします。
こうして、つくっている過程、すなわちプロセスを
一緒に見たり考えたり確認したり悩んだりすることで
その家が “ どうつくられたのか ” を
身体で理解することができ、
より家づくりが自分のこととして
感じることができてきます。
そうすると、家が単なる “ ブツ ” ではなく
かけがえのない存在に変わっていきます。
だからこそ、プロセスが大事なのです。
結果も大事なのですが、
それ以上にプロセスが大事。
私たちは、そう考えて家づくりを
2024年も進めていきたいなと考えております。