大工仕事
建具の釣り込みが始まった
伊勢原市の平屋「私の巣」。
設計当初は予定していなかった
網戸と障子を引き込みでつくることになり、
追加で大工さんが取り付けた敷居。
見付け(正面から見た部分)で見えている
敷居の厚さは9ミリ。
敷居自体の厚さは24ミリなので、
15ミリ壁の中に隠れている。
9ミリの板に敷居溝加工しても
機能としては成立するのですが、
24ミリの敷居を使って、
9ミリだけ見せることで
敷居と建物の一体感が増してきます。
(私個人の精神的なものかもしれませんが)
敷居は窓の幅より先は
壁の中に全て消えていきます。