性能

ふるさとをつくる家

当アトリエの夏休みはもう少し続きまして
8月19日(木)までとなっております。
夏休み中にいただきましたメールやお電話は、
20日(金)より順次お返事いたしますので
ご不便をおかけいたしますが、
何卒よろしくお願い致します。
*20日は、現場監理で夕方まで出ておりますので
 お返事は夕方以降からとなります。

千葉県長生郡「ふるさとをつくる家」

無駄を省きながら、
できる限り効果を最大化するように
心がけて設計しています。

高さをとことん切り詰めて
階高(1階から2階までの高さ)を2569ミリに
しています。
それでいて、1階の天井は高いところで2530ミリ
あります。
高さが低くなることで、
材料も節約されますし、仕上げ面積も少なくなります。
全体の気積も小さくなり、エネルギー効率もよくなります。

よく話し合って、平面積もできる限り切り詰め
100平米を切るサイズにしながら
視線の抜けをつくり、感覚的には広く感じるような
つくりにしています。

まずは、こうした面積や高さの無駄をなくし、
できる限り物理的に小さくすることが
エコロジーの観点からも、
省エネの観点からも、
断熱性能を考えるより先に必要なことだと思います。

その上で、外皮性能や一次エネルギー消費量を
検討していくことが大事だと思います。

「ふるさとをつくる家」の外皮性能(屋根や外壁の断熱性能)は
0.48W/m2Kです。

基準値が0.87W/m2Kですので、
とても外皮性能が良いということです。

「ふるさとをつくる家」の建築物エネルギー消費性能は
74.8GJ/戸・年です。

誘導基準値が83.5GJ/戸・年ですので、
こちらも大幅に下回る数値ですので、
かなりの省エネになっているということです。

耐震性能については、
構造家(構造設計一級建築士)に構造計画と計算を
依頼し、きちんと工学的に検証しています。
内容は耐震等級3を満たしています。
(耐震等級3の適合証の交付は受けていません)

こうした性能を規格住宅ではなく、
オーダーメイドで
手づくりされる住宅で実現することが
可能性を感じる部分です。

建主さんに合わせた空間構成や外観にしながら
構造の性能はもちろん、
断熱性能や、省エネルギー性能を
向上させることが可能なのです。
しかも、その住宅は、
その建主さんだけのためにつくられる
唯一無二の住宅になります。

これからは、そうやって設計した内容を
現場で、工務店さんと一緒に
設計した性能を実現できるように
頑張っていきます。

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