ぼくらの家 大きな屋根がつくる暮らし HOME ぼくらの家 「家族の距離感」仕切る・つながる 東京のど真ん中から千葉への移住計画です。『ぼくららしい家をつくって下さい』という建て主さんからのリクエスト受けて、仲のよい「ぼくら(家族)」での暮らしを中心にしながら「ぼく(個人)」の居場所もつくり、さらに「ぼくとぼくらの中間(個でありながら家族と緩やかに繋がる)」の空間も用意しました。実はご実家をリノベーションをして移住することから始まったこの計画、ご実家のよいところを残しつつ、断熱改修や移住に伴い増えるであろうリモート会議がしやすい環境、そしてあたらしい暮らしの要望を盛り込んだプランで進めていた矢先、千葉県を襲った台風で被害を受けました。この被害をきっかけに、これから長く住む住まいをリノベーションではなく、新しく一から計画して建て替える移住へ舵をきりました。敷地にはご両親が毎年手を入れて大切に育てた木々や生垣があり、これをどう生かすか、建て主さんご要望の「ぼくらの希望を形にするときに、華美ではないこと。 自分たちらしく、 でも “ ぼくららしさ ” を感じる 計画案にしてほしい。」暮らしづくりがはじまりました。 料理が好きな建て主さんのまわりにいつも家族が集まるというお話を伺っていたので ※打合せのときもいつも美味しいご飯をご馳走になりました キッチンワークトップはぐるっと廻れて、家族が集えるようなキッチンにしました。 ご要望のひとつだったワークスペースはリビング上のロフトにつくり、仕事中は家族とつながり、リモート会議中はロールスクリーンで仕切り背景に暮らしが映り込まないように。 手入れされた生垣に囲まれた敷地を活かし、ダイニングには大きな木製引き込み窓を設置して陽射しや風を取り入れています。 焼杉の外壁から続く玄関は深岩石を敷き、天井高を抑えた落ち着いた空間となっていますが、引戸を開けると大きな屋根と大きな窓でつくられた開放的な空間となっています。 ダイニングテーブルはご結婚当初につくられた大切なテーブルを、お知り合いの家具職人の方にリノベーションを依頼して、異素材と組み合わせた斬新で懐かしいテーブルとなりました。 他にも梁や壁にお子さんたちとの想い出のものたちを計画して飾っています。 「もの」と同時に、そのときの 「記憶」や 「想い出」を 大事にされる建て主さんご夫婦らしい暮らしを目指した家づくりとなりました。 設計監理 野口修アーキテクツアトリエ 施 工 有限会社田中兄弟工務所 木造2階建 延べ面積142.40㎡(43.02坪) ※プランは当初案 平屋 垂木 リビング ワークスペース 大きな窓-40平屋 リビング ロフト ワークスペース-5平屋 リビング キッチン ロフト-38平屋 焼杉 制作キッチン タイル-95平屋 リビング ロフト-28平屋 リビング-54平屋 木製サッシ リビングからダイニング-15平屋 ダイニング-22平屋 大きな窓 リビング ペレットストーブ-8平屋 木製サッシ ダイニングテーブル-97平屋 大きな窓 キッチン ダイニング-32平屋 木製サッシ ペンダント ダイニングテーブル-109平屋 ロフト ワークスペース-55平屋 垂木 ロフト ワークスペース-119平屋ダイニング リビング ロフト-2ワークスペース ロフト-58ワークスペース 有効ボード壁平屋 ロフトから 大きな窓 ペレットストーブ-107平屋 玄関 焼杉 大谷石 -51平屋 玄関 焼杉 大谷石-85平屋 玄関 大谷石-53平屋 焼杉 玄関-103平屋 大谷石 玄関-86平屋 焼杉 リビング-90子供部屋 ロフト-63平屋 和室-114平屋 和室-67浴室 坪庭平屋 浴室 坪庭-76トイレ-71洗面台-73 家づくりをご検討されている皆さまへ どのような考えで設計し、家づくりをしていくかをお話させていただくと同時に 設計期間や工期、大よその総工費についてご説明させて戴く「事前相談」を行っております。 当アトリエの進め方など、資料のみの ご請求も可能です。 事前相談・資料請求