漆喰壁のつくり方

昨日、
伊勢原市「私の巣」の打合せを
終えた後に、本厚木のホテルに泊まり、
今日は、小田原城まで行ってきました。

平日（私は定休日ですが）にもかかわらず
結構な人出でした。
（ソーサルディスタンス、アルコール消毒、
　検温が徹底されていました）

小田原城内部は、博物館のようになっていて
見所が満載なのですが、
外に実物大の “ 漆喰壁のつくり方模型 ” があって
漆喰壁のつくり方の順序がわかりやすくなっていました。
如何に、本当の漆喰をつくるのに、いくつもの工程を
経ているのかがわかり、壁の重みを実感できます。

私が普段、住宅で塗ってもらっている漆喰は
こんなに大変な工程を経てはいません。
（石膏ボードを下地にし、まずはジョイント部に
寒冷紗を張り、その部分とビスの部分をパテで平滑にし、
その上に下塗りをして、最後に仕上げ材を塗るという工程です）
が、左官屋さんの気持ちのこもった壁であることは
小田原城のそれと同じなんだと思います。

このほか、石積み、瓦葺き、大工仕事といった
職人技を見ることができて、城を見るたびに
小さいながらも、重たい刺激を受けます。
普段の仕事に直結するということではないのですが、
やる気を起こさせていただく機会になっています。

久しぶりに、リフレッシュできた休日でした。