もうすぐ見えなくなる大事なもの
千葉県「ぼくらの家」の現場へ。
基礎の配筋状況を確認しました。
動画に慣れていなくて、顔が死んでいますが(笑)徐々に改善しますので、お許し下さい!
一応、配筋自体は、ほぼ終わっていますが、
かぶり厚や補強筋など、
もう少し手を入れて完成になります。
*ドーナツスペーサーは、
耐圧盤のコンクリートを打った後に、
向きを垂直に直して横筋に設置します。
鉄筋を構造で計画した通りに設置していくことを
「配筋」と言います。
基礎は、建物に加わる力を地面(地球)に
適切に伝えていく部分ですから
とても大事な構造部分です。
いくら基礎の上の柱や梁が頑丈に
つくられていたとしても
基礎が弱かったら構造的に無意味なことになります。
その基礎はコンクリートと鉄筋によって
つくられているのですが、
コンクリートは圧縮力に強いけど引張り力に弱いという
特性になっています。
そこで、引張り力に強い鉄筋をコンクリートの中に入れて
コンクリートの弱点である引張り力を高めているのです。
ですから、この「配筋」というのは、とても大事で、
そこに使われている
鉄筋の太さ(径)や位置(ピッチやかぶり厚さ)と形状
がとても重要で、工事をする基礎屋さんも気を使って
工事をしますが、監督や構造設計者、私は
きちんと構造図の通り鉄筋が設置されているかを
入念にチェックしていくことになります。
それを「配筋検査」と言います。
今週末に配筋検査をして、
来週はじめに耐圧盤のコンクリートを打設します。
来月始めの上棟を目指して基礎屋さんも
頑張っています!!
葉山の「土間から四季を、呼吸する家」
の配筋検査の日は雨が降っていて
みんな濡れながらの検査でした、、、
その様子はコチラから。
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