躯体の換気
荒川区「日暮里の家」の現場から。
東西方向の軒は出さずに屋根と外壁を納めることに。
このとき、壁と屋根の換気をどうするか。
それがとても大事になってきます。
換気が出来ないつくり方だと
建物の耐久性が落ちてしまいます。
(軒裏に見えている合板部分にはガルバリウム鋼板を巻いていきます)
そこで、屋根と外壁の接点に
写真の換気部材(日本住環境ep45軒ゼロSⅡ」を
設置し、屋根も外壁も十分換気できるようにしました。
さらに、「日暮里の家」の敷地は
準防火地域なので、この換気部材を
準耐火仕様のものにして延焼に備えています。
火事で燃えた際には、溶けて塞がり、
建物の中に火が入ってこない構造になっています。
こういう地味なことが家づくりにとっては
とても大事なことだと思います。
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