ショールーム巡り

TSUBAME

昨日は、一宮町の平屋「TSUBAME」の建主さんご夫妻と
Panasonic、TOTO、LIXILのショールームを巡り、
便器とシステムバスを見てきました。

数年前から建主さんと一緒にショールームを巡って
設備機器を選定しているのですが、
建主さんによって、こだわる部分が違うので
その建主さんの考えがわかる貴重な時間になっています。

(以前は、浴室をつくるかハーフユニットにしていたので
私がショールームに行くことは無く、建主さんだけで行っていただき
便器を選んでもらっていました)

一方で、私がショールームで見ているのは、
商品の傾向と売り方です。

便器とシステムバスは相変わらず「掃除のしやすさ」を
価値においていることが基本的な傾向にあります。
これについては、どのメーカーも頭打ちで似たり寄ったりで
ここ数年は、どのメーカーの商品も同じような感じです。
しかし、売り方については少し変化を感じました。

今までは、グレードの高い商品は
そのメーカーの価値を示す意味で用意されている
意味合いが強いと感じていましたが、
昨日気がついたのは、
グレードの高い商品と一般普及品の中で価格の高いものを
同じような価格にして並べて、よりグレードの高い商品への
誘導が強くなった気がしました。
グレードの高い商品は単に憧れ的な存在として
ショールームにあるだけでなく、しっかりと売ることを
目的としてショールームに並べられているというように
変わっていました。

ショールームで表示されている価格は定価ですから
実際の価格とは違います。
例えば100万円の定価の商品は60万円程度が
実際の価格となります。
これは掛け率が60%ということです。
一般普及品の方が掛け率が良くて、
グレードの高い商品の方が掛け率が悪い傾向にあります。
掛け率は60%よりも50%の方が掛け率が良いということになります。

私は、そんなことを考えながら便器やシステムバスを見ていたのですが、
建主さんご夫婦は、あれこれと商品を選択できるので
ショールーム巡りを楽しんでいただけたようでした!!
良いショールーム巡りになりました!!!

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