心地が良いかどうか
先日、あるご夫婦と話をしていて
自分自身が何を大切に、何を手掛かりに
住宅の設計をしているか気がついたような気がした。
それが、
「その家に暮らしていて心地が良いかどうか」
だった。
建築の専門的な知識や手法を散りばめた空間をつくるよりも
人が人として、その場所にいて心地が良いかどうか。
27年前の独立したてのときに読んだINAXレポートで
槇文彦さんが
「ここに居ていいよ。と言う空間をつくらないといけない」
と言っていたことを今でも大切にしている。
いくらカッコいいフォルムや造形であっても
虚しい空間ではいけない。
逆に、少しくらい野暮でも、そにずっと居たいと
思える空間がいい。
いまもまだ、それができたとは思わないが
そう言う空間をつくろう、つくりたいと思って
設計している毎日。
まだまだ修行は続きます。
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