建築申請memo
2025年4月に建築基準法が大きく改正されます。
それに備えて「建築申請memo」を買い替えました。
いままで使っていた申請memoは2015年版ですから
10年も買い替えずに使っていたということです。
この「建築申請memo」いわゆる “ 申請memo ” は
建物を設計し、その設計内容が建築基準法とその関係規定に
適合しているかどうか確かめる「確認申請」の図面や書類を
つくる際に、とても助かる書籍になっています。
建築基準法は、当然ですがすべて文字で書かれています。
使われている文字や文章自体も難解なものが多く、
図で示さずに文字で書いているので、
条文の内容が本来伝えたい内容と違った読み方を
される危険性を持っているので、
申請memoのような建築基準法の条文で書いている内容を
わかりやすく説明してくれる本が重要になってきます。
申請memoは、文字だけでなく図による解説もあって
非常にわかりやすくなっています。
私たち設計者だけでなく、
役所や審査機関の担当の方たちも利用するほど
信頼性の高い解説本として知られています。
2015年から2024年までの間にも
建築基準法やそれに関係する規定も
変わっていたはずですが、
10年前の申請memoで事足りていました。
しかし、今回の建築基準法の改正は、
根本的な部分が変わる大きな改正なので、
新しい申請memoの力を借りようということで
10年目で買い替えたということです。
2015年版の重さが860gで厚さが17ミリ、
2025年版の重さが880gで厚さが19ミリと
ボリュームアップされています。
これから袖ケ浦市の平屋「紅の家」の
確認申請をするところなので、
早速使ってみたいと思います!
