警戒
ピンポーン!
「はい!」
「建物のメンテナンスの会社でして」
「・・・」
「こちらの建物のオーナーさまでしょうか」
「違いますよー」
アトリエのインターホンが鳴り、
上のようなやり取りが。
建物のオーナー(というほどのものではない)は、
母なので、私では無いからそう答えた。
!!??
これがトクリュウか!?
やばいかも!!
すぐさま外に出たら、
先ほどの男が母の家のインターホンを
鳴らそうとしているではないか!!
「オーナーではないが、オーナーの親族です」
と、男に言うと
「建物のメンテナンスをしている業者でして、
オーナーさまに、メンテナンスのご提案を
させていただければと」
「私は、建築の設計事務所をしているので、
メンテナンスは私がするから必要ありません」
といっても、食い下がろうとしてきたので
「少し怪しく無いですか?この時期に
こう言う営業は特に信用できませんから
お引き取りください」
「では、名刺だけでも」
といって、名刺を私に渡して
ようやく帰っていきました。
名刺に書いてある会社をネットで調べると、
本社は大阪にあることになっていて、
千葉支店がある。
名刺もHPも実態がなくとも作れるから信用できないが
まあ、トクリュウではなさそうだったが、
気をつけるに越したことはないので、
母に戸締りの徹底と、インターホンが鳴っても
不用意に出ないように、ましては鍵を開けないように注意した。
いまの時代、リフォームなどの飛び込み営業は
大変だろうと思います。かなり怪しまれますよね。
きちんとした会社なら、工夫して、怪しまれないような
営業をするべき時代かと思います。
皆さんも、十分ご注意ください。