快適になりました!!

穴川のアトリエ

昨年末にアトリエのトイレを改修し、
ものすごく、快適になりました!!!

改修前は、なんと和式トイレだったのです、、、。

洋式になりさえすれば、
便座が暖かくなりさえすれば、
シャワートイレになりさえすれば、
それさえ叶えば良いと思って始めた
トイレの改修計画でしたが、
どうせ直すなら快適な空間にしたい!!
機能性も良くしたい!!
ということで、仕上げや照明、
便器はもちろん、備品や収納も
それなりにこだわってつくる結果に。
トイレと併せて手洗いカウンター周りも
同じように、こだわった改修をしました。
トイレにそんなにこだわりを持ってつくるのは
無駄かなと思いもしましたが、
結果、ちゃんとこだわってつくって良かったと
感じています。

和式からの改修なので、
文句無しに良い改修になったはずですが、
設計上、いくつかの失敗点がありました、、、。

1)間接照明の光源が見えてしまう

これは、解体してみたら天井内にあった
上階の排水管が思いのほか天井に近く、
間接照明を仕込むための天井掘り込み寸法が
浅くなってしまったことが主な原因です。
間接照明の向きを変えて光源を見えなくしようと
試みましたが、かなり暗くなりすぎて
リモコンの操作ボタンが見えないほどでした。
仕方なく、ギリギリまで光源を隠しつつ、
明るさを確保したのですが、
光源の半分くらいが見えてしまうという状態になっています。
今後、更なる検討をして、できる限りなんとかしたいと
思っているところです。

2)やっぱり寒い

断熱材を入れましたが、トイレ部分だけでは
限界があるのと、そもそも熱源がないし、
隣接する空間からの熱を取り込む仕掛けも
つくることができずに、どうしてもトイレが寒い。
まあ、建物全体の断熱気密が全くできていないので
今回の改修範囲では、なかなか難しい。
仕方ないと諦めるしかないかもしれません。

しかし、断熱材を入れたので、
改修前よりは、良くなっているはずですが。

3)アラウーノは掃除がしにくい

相当悩んで、便器はアラウーノL150タイプ0を
採用しました。
掃除に対する沢山の機能が謳われていて
確かにお手入れがしやすそうですし、
お手入れ自体、それほど必要のない作り方を
しているということで、使い始めて1ヶ月弱ですが
それなりの実感はあります。
しかし、掃除をしてみて掃除しにくい部分がいくつかありました。
まず、拭き跡がついて消えにくいというものです。
トイレマジックリンやトイレシートで拭くと
拭き跡がかなり残ります。
トイレットペーパーで拭くと傷がつきやすく、
毎回、柔らかい布で拭く必要があります。
掃除のたびに、柔らかい布で拭くというのはちょっと、、、。
トイレ掃除で使った布を濯いでまた使うという気持ちには
なれずに、毎回捨てることになります。
だからやっぱり、トイレットペーパーで拭きたくなります。
が、傷がつく、、、。
便器内部をブラシで掃除する際は、泡が邪魔で便器内部が見えません。
掃除のために、水位を低くするという機能がありますが、
泡があるので見えづらく掃除がしにくいです。
掃除したブラシに泡や洗剤がつくので、
トイレの水を流し、その水でブラシを洗おうと思うのですが、
水を流すと便座と蓋が閉まってきて
ブラシを水で流すことができません、、、。
便器や蓋が閉まらないように設定をすれば良いと思い、
取扱説明書を見てやってみたものの、
何度試しても、今のところうまくいっていません。
アラウーノL150タイプ0、良いところも沢山あって
概ね満足しているのですが、掃除については
いつもため息が出てしまいます。




設計での失敗を書きましたが、
それを遥かに超える快適性をもたらしてくれた
今回のトイレ改修工事。
今後の住宅設計の中で、トイレ空間をつくる際の
良い経験になりました!
これからの設計に活かしていきたいと思います!!

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