男はつらいよ
仕事が立て込んでいて、
夜遅くまでアトリエで仕事をしている毎日。
仕事の合間にNetflixで「男はつらいよ」を
見ています。
すでに49話全てのシリーズを2回づつは
見ているので、ストーリーはわかっていても、
楽しく見ることができるのが「寅さん」。
派手な展開は無く、普通の人の日常の中に喜びや悲しみ、
人間のどうしようもない醜い部分、人間の美しい心が
描かれている。
私も日常の中にある小さな喜びや豊かさが
暮らしに大きく影響を与えると思っていて、
そんなことを支えることができる空間づくりが
できたら良いなあと思いながら設計をしています。
マドンナの魅力が、この映画の楽しさを倍加させています。
いつもフラれる寅さんですが、
それは寅さんが意気地無しであると同時に
思いやりがあるからなんです。
そこがこの映画の核心かもしれないです。
私のお気に入りのマドンナはダントツで大原麗子さんです。
22作と34作に出ています。
住宅作家の永田昌民さんも「男はつらいよ」が
大好きで全作のDVDをお持ちだったとか。
やはり「男はつらいよ」の内容は住宅づくりに
通ずるものがあると仰っていたとか。
46作目のマドンナ、松坂慶子が寅さんの魅力について光男に
「男の魅力は顔やお金じゃないんよ、寅さんは温かいの。
それも電気ストーブみたいな暖かさじゃのうて、
寒い冬の日に、お母さんが悴んだ手をじっと握ってくれたような
身体の芯から温まるような温かさ」
だと言いました。
そういう家をつくれるように、
これからも頑張っていきたいと思います。
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