救世主
木恋路が終わった(上の写真は途中の状態)
蕨市のマンションリノベーション「@リ」ですが、、、
建主さんより
「野口さん、打合せで決めた位置に天井下地は入ってますか?」
というような主旨の質問に、きちんと答えることができませんでした。
私が現場監理で使っている図面には、
その下地位置の記載が無くて、
お答えすることができなかったのです、、、汗
でも、確かに、天井下地の打合せをしたし、
図面にも描いたはずなんだけど、、、
と、打合せ議事録と過去の図面を見ていって
原因がわかりました。
元々の図には、ちゃんと天井下地の位置が
明記されていました。
要は、違うことを検討するために
あまり描き込みがしていない図面に
検討していたことを記入していき、
いつの間にかその図が最新図となってしまったことが
大きな原因でした。
図面の原因は分かったのですが、
現場がどうなっているか?
元々の図面を使って天井に下地を入れているかどうか?
私が渡してしまった図面で工事を進め、
天井に下地が入っていない場合、
天井を剥がして入れてもらうしかない、、、
天井にはすでに仕上げのラワンベニアが張られているのに、、、
建主さんは、
「もうすでにだいぶ工事が進んでしまっていますから
できる範囲での方法で良いですし、別の方法も考えましたので
現時点でできるいちばんの方法で結構です」
というような主旨のことをおっしゃってくださり、
私をフォローしてくださろうとしていました。
建主さん、ご心配をおかけしてすみませんでした、、、
監督さんに、
「申し訳ないけど、天井を剥がして下地を入れて欲しい」
ということを話そうとしたら、
「大丈夫です。元々の図面の通りの位置に下地は入れておきました」
と、いちばん欲しかった答えが返ってきました。
と同時に「やっぱり!」と思いました。
「やっぱり、入れてくれていたんですねー!」
仮に、天井に下地が入っていない場合でも、
この監督さんは、天井を剥がし、下地を入れて
きちんと天井を元の通りに直してくれる、
そういう監督さんなんです。
大袈裟かもしれませんが、
私にとっては、救世主としか言いようのない存在です。
いつも、本当にありがとうございます。